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       新規性の要件(Novelty)
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特許の英訳について

Patents(米国特許出願)

新規性の要件(Novelty)


特許を受けるには、発明が新規 novel である必要があります。従来技術、先行文献(ここでは prior art を先行文献と訳します)が請求項記載の発明に「先んじる anticipate」場合は、この発明は新規なものとは見なされません。ここで請求項記載の発明に「先んじる」とは、先行文献がそのクレームの要素全てを記載していることです(審査手順書 MPEP §2131 Anticipation – Application of 35 U.S.C. 102)。逆に言うと、先行文献に記載の無い要素を含む請求項は新規であることになります。つまり、先行文献が独立請求項に「先んじ」ていて この独立請求項が新規性に欠くとしても、先行文献に無い要素を含ませて範囲を狭めた従属請求項は新規性の要件を満たす可能性があります。

数値の範囲が請求項に記載されている場合は、先行文献の数値の範囲が請求項の数値の範囲を含む場合、請求項の数値の範囲と重なる部分がある場合は、この先行文献は請求項の発明に「先んじる」ことになります。例え先行文献記載の数値の範囲が請求項記載の数値の範囲に非常に近くても、重なる部分が無い場合は先行文献が「先んじ」ているとは見なしません(審査手順書 MPEP §2131.03 Anticipation of Ranges)。ただし数値の範囲が十分に近い場合は次項で説明する米国特許法第103条の非自明性の要件を満たさないと見なされる可能性があります。

更に詳しくは、今後書き上げる予定の米国特許出願の手続き及び審査手順に関する説明のセクションに掲載いたします。







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